アメリカのチップ相場はいくら?ToGoの場合は?何パーセント払えば良いの?2023年のレストランでのチップ率を紹介
こんにちは。アメリカ在住の主婦しおりです。
アメリカのレストランでアルバイトを始めて早6カ月がたちました。
日本人には全く馴染みがないチップ文化ですが、アメリカではチップ必須です。アルバイトしているおかげでアメリカのレストランで支払うと良いチップ相場がわかってきたので紹介します。
チップって何?サービスが悪い時はゼロでも良いの?
アメリカのチップはサービスに対する感謝の気持ちとして支払われますが、サービス業で働く人たちの収入の一部として見なされています。
実際、ウェイトレスの時給をみてみると3.5~6.5ドルくらいしかなく、チップがプラスで入る前提の時給設定です。
アメリカのチップ文化は日本人にとっては慣れないものですが、アメリカでの生活や旅行を楽しむためには、その文化を理解しておくことがとても大切です。
チップはサービス者とのコミュニケーションの一つでもあるとのことなので、チップを適切に支払うことで相手に感謝や尊敬を伝えていることを理解して気持ちよく支払うのが良いと思います。
サービスが悪くてもチップなしはNG
海外帯同するまで、サービスが悪いときはチップを払わなくても良いと思っていました(汗)
でも、チップなしはアメリカではあまり好ましくありません。もしサービスが悪くても最低限のチップは支払った方が良いです。スタッフの対応が悪かったり、食事が最悪だったならマネージャーに伝えるのがアメリカでは一般的です。
マネージャーに伝えることでスタッフを変更してくれたり、場合によっては食事の金額を下げてくれたりします。
チップは全額テーブルを担当してくれたサーバーに入るわけではありません。テーブルのセッティングしてくれたり席に案内してくれたりする人の分も含まれています。チップなしにしてしまうとその人たちのお給料にも影響を及ぼしてしまうのでやめた方が賢明です。
私が実際に体験したことではありませんが、チップを全く払わなくて店員に文句を言われたり、追いかけられたりすることもあるみたいです。怖いですね。
レストランでの食事は基本チップ20%
アメリカでチップは必要ということはわかったけど、じゃあいったい何パーセント払えば良いの?アメリカのチップの相場を知りたいですよね。ずばりいうと、
え?15%じゃないの?と思うかもしれませんが、15%は最低限のチップ率なのでサービスが悪くてチップを下げたいときに使います。基本20%なので、良いサービスを受けた場合は25%以上にすると良いです。
コロナで飲食店がToGoでしか営業できなくなった時に飲食店で働く人たちを応援する意味でチップを20%より多く支払う人が増えました。コロナが落ち着いた今は20%で大丈夫です。
別のレストランで働いている友人にも確認してみましたが、ランチでもディナーでも20%が一般的でした。
ただ、数人で1,000ドル使うなど高い金額を支払った場合は元が高いので20%より低くする方もいますし、逆にランチで安い価格帯のものを注文した場合にチップを40%以上支払う方もいて、アメリカのチップ文化は難しいですね。
日本人はチップが少ないと思われている!?
日本人はチップ文化に慣れていないからか、日本人はチップが少ないという話をたまーに聞きます。チップがない国は他にも色々とあるのにどうしてだろう?と不思議に思っていたら、
という話を聞きました。中国や韓国の方は相場通りしっかり20%のチップを支払っているのは、そういうことだったのか!と納得です。
私が住んでいるデトロイト近郊には日本人会がなくチップ文化や相場について案内はなかったので、以前駐在していた方に聞いて教えてもらったチップ相場15%を支払っていました。チップ相場は徐々に上がってきていて2023年のチップ相場が20%になっていると知らなかったんです。
情報はアップデートが必要と感じたので、アメリカ生活に必要な情報をアナウンスしてくれるサービスがあったら良いのになぁと思います。そしたら、日本人はチップが少ないから担当したくないなんて言われることはなくなると思うんですよね。
ToGoの場合、お気に入り店舗ならチップを払おう
レストランでご飯を食べた場合にチップを払うのは理解できたけど、ToGo(お持ち帰り)の場合はどうでしょうか。
え?お料理を運んでくれるサーバーがいないならチップが必要ないんじゃないの?
ToGoの場合、本来チップは必要ないと聞いていたのに、レストランで働き始めてビックリ。ToGo(お持ち帰り)でもチップを支払う人が結構多いんです。
ToGoはお店で食べていく時とは違う手間がかかっているので、対応してくれたスタッフへの感謝の気持ちとして支払ってくれているようです。確かにToGoだと器や袋、梱包などToGo用の物や作業が発生しているのであると良いかもしれません。
必ずしもToGoでチップを支払う必要はありませんが、お気に入り店舗でToGoするなら気持ち程度でもチップを支払うと今後も+αの素敵な対応してくれると思うので良いと思います。
まとめ:チップ相場は5年毎に要確認
今回は日本人に馴染みのないチップ文化について紹介しました。
ただ、アメリカのチップ相場は徐々にあがってきているので5年毎くらいにその時の相場を調べなおす必要があると思います。
アメリカ文化に触れるには実際に働いてみるのがオススメです。EまたはLビザを持っている駐在妻なら労働許可証なくても就業できるようになってるので、新しいことしたいな!と思っている方はぜひアメリカで働いてみてくださいね。
英語話せなくてもできる仕事って結構ありますよ。
この記事があなたの参考になれば嬉しいです。それでは。