駐在妻がドイツで働く方法。在宅orミニジョブ
こんにちは。ドイツでアルバイト中の主婦しおりです。
夫がドイツのデュッセルドルフ出向になり駐在妻になりました。
日本の住民票を抜いてきたので非居住者の状態です。
こんな状態の私が、ドイツでも仕事したいんだけど出来るかな?と思って調べて実践してみました!
調べて実践した内容を説明していきたいと思います。
日本の仕事はインターネットがあれば海外でも出来る!
退職してしまいましたが、私は日本でWEBデザイナーでした。
名古屋に住んでいたものの取引先は東京が多く、日本にいても打ち合わせはテレビ電話でした。なのでインターネットがあればどこでも問題なく仕事ができます。実際、退職してしまった会社からドイツに行ってからも仕事ができないかと言われていました。
もし日本で在宅向きの仕事をされていたなら、そのスキルを活かして海外でも仕事することは可能です。
仕事経験なしでも海外で出来る仕事がある
在宅向きの仕事じゃない。または仕事していなかったという方でも知らないだけで出来る仕事って結構いっぱいあるんです。
例えばコレ。
教えたいと学びたいをつなぐまなびのマーケット「ストアカ」です。
日テレのニュースで自宅でひと月60万円稼ぐ人を紹介してました。
自分の得意なことを教えてあげるチケット登録しておけば、習いたい人があなたのチケットを購入してくれれて、教えて稼ぐことができます。
ちなみに必要な資格もなければ内容も自由に決めて大丈夫。
実際に登録されているチケットを見てみると…
- 超初心者さんも2時間でマスター!「覚えなくていい」タロット講座
- 職歴17年の保育士がお伝えするセルフケア!
- 【一緒にやれば絶対できる】1時間5品の野菜たっぷり時短料理
- 初心者向け★WordPress(ワードプレス)スキルアップ講座
- ぐっすり眠れる癒しの夜ヨガ(夜活 熟睡出来るヨガ 休息法)
など様々です。
ちなみに私が観た日テレのニュースはこちら。
月60万円は無理でも、得意なことを教えてあげてお金になると良いですよね。
友人はビーズアクセサリー作りで講座つくってて、楽しそうに講義してました!
チケット内容は自由に決められるので、実際に会わなくてもできる仕事がたくさんあります。
何が売れるかわからないので、とりあえず思い立ったらチケット登録してみましょう!
チケット登録の前に実際に使ってみると感じがつかめるかもしれません。
これから帯同する方向けに駐在妻が何でも答えます!
とか需要あるかもしれないですね。
まとまった仕事も受注できる
単発の仕事じゃなくて、まとまった仕事を受注したい方はクラウドワークスの方が良さそうです。
仕事の種類は200種類以上。
- データ入力
- 営業リスト作成
- 営業資料作成
- 動画編集・制作
など様々ですが、ストアカに比べると仕事!って感じがします。
会員登録すると仕事を検索できるので自分のスキルと金額に合った仕事を見つけることができます。
折角海外にいるなら今のうちにいっぱい旅行に行きたい!
毎日拘束される仕事につきたくない!
それなら自分で仕事期間と内容が選べるクラウドワークスが最適。
だけど、実績がない状態だと単価が安い仕事しか難しそうです。最初は安い仕事をいくつかこなして実績つくったら、単価をあげてもらう交渉したり、単価の高い案件を受注していくと良いと思います。
とりあえず仕事したい!ならちょうど良いです。
駐在妻が仕事できるかどうかはビザ次第
インターネットがあればどこでも仕事が出来ることはわかったけれど、そもそも駐在妻が仕事して良いんだろうか?
この悩みは日本にいたときはわからなかったけれど、ドイツに引っ越して来たらすぐに解決しました。
働いている駐在妻がいる
自宅でフラワーアレンジメント教室を開いていたり、インターネット活用して日本の仕事をしたり、幼児教室のアシスタントしたりと仕事の内容は様々ですが実際に仕事をしている人はちょこちょこいます。
仕事している方に海外で仕事しても大丈夫なのか聞いたところ、就業可能なビザを持ってれば大丈夫とのこと。
最近のドイツ配偶者ビザはだいたい就業可能になっているみたいです。
ビザカードに就業可能か記載されていますのでビザを受け取ったら就業可能かどうか確認してみてくださいね。
日本非居住者の納税先はどこになる?
日本に住民票がある場合は気にする必要はありませんが、日本から住民票を抜いてしまった場合は例え日本企業から受注して日本の銀行口座に振り込まれるとしても納税先は居住国になります。
私の場合は日本非居住者なので、ドイツに納税する必要があります。
何とか日本に納税できないかと税務署に問い合わせしてみたり、ドイツの担当に聞いてみたりしましたが、ドイツに税金を納めなければいけないという事実はかわりませんでした。
ドイツに納税する場合はドイツの税理士に依頼するかドイツ税理サービスなどを活用して自分で納税する必要があります。
ドイツ語が話せない私には敷居が高すぎることと、夫の会社が駐在妻の就業NGにしているので泣く泣く日本の仕事を諦めました。仕事大好きなのに…。
駐在妻は時間があるようでない
もし現地の言葉を覚えたい&子どもがいるなら、そもそも仕事できる時間はあまりないかもしれません。
週1回の語学学校では現地の言葉は覚えれません。
週3回以上の語学学校、または週4以上の自宅学習を最低6か月以上続けないとなかなか語学の習得は難しそうです。
語学学校は午前中開催されることが多いので語学学校が終わって昼ごはん食べたら子どものお迎え時間になってしまい、時間があるようでない毎日を過ごすことになります。
時間に余裕がでてきたら海外で仕事を考えても遅くないかもしれませんね。
ミニジョブなら駐在妻でも就業可能
どうしても仕事したい!ということならミニジョブで仕事をすることができます。
ミニジョブって何?と思うかもしれませんが月450ユーロまでなら税金がかからず就業できる契約方法です。
日本でいう扶養内で働く感じかな?
日本と違いドイツの確定申告は世帯で行います。なので、配偶者が普通に働くと夫の確定申告に影響があるんです。
それは困る!ということで配偶者の就業をNGにしている企業が多いと思います。
でも、ミニジョブなら税金がかからないため夫の確定申告に迷惑をかけることなく就業することが出来るんです。
多くはないですがミニジョブで実際に働いている帯同妻の方がいます。
ミニジョブするときにドイツの年金を支払うか聞かれるので、必要ない人は支払わない選択をしてサインすればOKです。
だいたいの人はクチコミとか紹介とかで働くところを探していますが日本語で求人がでてますので、求人サイトで探すのもありだと思います。
私が知っている求人サイトを紹介します。
求人だけでなくサークル情報とかも載ってます。
ドイツの納税者番号の取得方法
遂にドイツでミニジョブで働くことになったよ!と喜んでいるのも束の間、雇用主から納税者番号を聞かれて困るかもしれません。
ちなみに私は困りました(笑)
納税者番号はドイツにいる人は皆付与されているらしいけど、渡独してからの書類を全部ひっくり返してもわからない…
これはミニジョブできないパターンでは…?と思っていたけど、インターネットで自分の納税者番号を送ってもらえるサービスを教えてもらい事なきを得ました。
ドイツの納税者番号わからないよ!ってことになったときはぜひ活用してみてくださいね。
納税者番号の書類申請は無料です。
ただ、自宅に届くまでに1ヶ月くらいかかるので早めに申請をオススメします。
ドイツの年金は支払わない設定ができる
ミニジョブでも仕事して給料をもらうとなるとドイツの年金を支払うことになります。
年金の支払いは微々たるものですが、駐在妻の場合日本に帰ることが決まっているのでドイツの年金を支払ってもあまりメリットはありません。
なので、ミニジョブ登録時に年金は支払わない書類にサインをしておけばドイツ年金を支払わずに満額給料をもらうことができます。
日本に帰ることが決まっていて長く勤める予定がないのであれば、年金は支払わない書類にサインして良いと思います。
まとめ:ドイツで働くならミニジョブにしよう!
駐在妻の仕事は、税金納付のことを考えると日本の仕事をするよりミニジョブがオススメです。
ドイツは税金関係はしっかりしていて、知らなかったでは済まされないことになると思います。ルールを守りつつ仕事頑張っていきましょう♪
この記事があなたの参考になれば嬉しいです。それでは。