駐在妻がアメリカやドイツなど海外で仕事したら扶養を抜ける?健康保険証はいつまで使えるの?扶養について確認してみた
こんにちは。アメリカ在住の主婦しおりです。
2023年からアメリカでアルバイトし始めてはや1年8カ月。1回目のアメリカ確定申告が終わり追加で税金と手数料がとられてしまいました(涙)
給料から毎回税金など引かれていたのですが、夫の会社が私の給与も一緒に確定申告してくれたために税率がかわって追加で税金がとられてしまいました。
幸いにも収入が低く扶養から抜けることはありませんでしたが、一緒に働いている人は扶養から抜けたという話を聞いたので、アメリカで働く場合扶養から抜けないといけない条件を確認してみました。
結論から言うと、日本と同じく130万円超えたら扶養抜けます。詳しく説明していきますね。
海外で仕事を始めると扶養を抜けるの?
日本では、被扶養者として認定されるためには収入の制限があります。たとえば、日本の健康保険の被扶養者の条件として、年間収入が130万円未満であることが一般的です。
しかし、アメリカやドイツなど海外で働く場合も同じ条件が適用されるかというと、少し複雑です。
確認しないといけないポイント
扶養を抜けるタイミングは会社によってルールを設けていることがほとんどです。会社によって異なるので扶養を抜ける条件やタイミングを会社に確認してもらいましょう。
その時に確認すると良いポイントがあります。
日本の健康保険の扶養者であり続けるためには、海外での収入も日本円換算で130万円以下に抑える必要があります。ただし、収入条件の詳細は加入している健康保険組合によって異なる場合があるので、必ず確認しましょう。
海外で就業すると海外の通貨で給料を受け取ります。1年間の総額を130万円以下に抑えるとして、その為替レートはいつ時点のレートで計算したら良いかを確認しましょう。
友人の会社は申請した日の為替レートが適用されるということなので、12月は為替レートを気にしながらバイトのシフト調整をしていました。
フルタイムかパートタイムか、また労働時間によっても判断が異なることがあります。一般的に、フルタイムで働くと扶養認定が難しくなる傾向があるので念のため確認しましょう。
このあたりのルールは本当に会社によって異なるので、会社に確認してもらってから働き始めることをオススメします。
健康保険証はいつまで使えるの?
日本の健康保険証を使える期間も、扶養から外れると影響を受けます。扶養から外れた時点で、健康保険証の利用は停止されるのが一般的です。
保険証返却のタイミングはいつ?
仕事を始めて扶養の条件を超えた段階で健康保険の被扶養者資格を喪失する可能性があります。
資格喪失のタイミングは、収入が確定した時点か保険組合に報告した時点です。喪失後は健康保険証の返却が求められるので早めに対応するようにしましょう。
扶養に戻って健康保険を再開することはできるの?
一度扶養を抜けた場合でも、日本に帰国して収入が扶養の条件を満たせば再度被扶養者として認定されることが可能です。
しかし、再加入する場合も健康保険組合によっては厳格な審査があるため、注意が必要です。
扶養に戻る場合、雇用状況や収入の証明などが必要になります。健康保険組合に必要な書類や申請方法を確認しましょう。
まとめ:会社によって条件が違うので事前確認しよう
海外で働き始めた場合、日本の健康保険の扶養のままでいるのは簡単ではありません。
収入の条件や労働時間、現地のビザ要件によって扶養を抜ける可能性が高く、健康保険証の利用も制限されます。海外での駐在生活を考えている場合は、事前に健康保険や扶養に関するルールをよく確認してから働き始めるのが安心です。
海外生活での健康と安心を守るためにも、必要な情報を把握して最適な選択をすることをオススメします。
この記事があなたの参考になれば嬉しいです。それでは。