【アメリカ駐在】子どもたちの英語アクセントはネイティブになる?BoldVoice Accent Oracleの結果紹介

こんにちは。アメリカ在住の駐在妻、主婦しおりです。
渡米して早2年。前回の記事で紹介したように少しずつ子供たちが英語を話せるようになってきました。

親として気になるのは、「うちの子の英語って、どれくらいネイティブっぽいの?」「日本語なまりが残ってるのかな?」ということ。
特に子どもは耳が良い分、周りの英語をどんどん吸収しているように見えるけれど、実際どのくらい“ネイティブ発音”に近づいているのかは、なかなか客観的にわからないですよね。
そんなときに見つけたのが、BoldVoice Accent Oracleという、AIが英語のアクセントを判定してくれる無料ツール。結構面白かったので家族みんな試してみました!
今回は、このツールを使って家族全員の英語のアクセントをチェックしてみた結果と、そこから感じたことをリアルにレポートします。
BoldVoice Accent Oracleって何?AIがあなたの「英語なまり」を診断!

最初に、今回使ったツール「BoldVoice Accent Oracle」をご紹介します。
これは、英語学習アプリ「BoldVoice」が提供している無料の音声診断ツールで、自分の英語がどの国のアクセントに近いかをAIが教えてくれるというもの。
使い方はとってもシンプルで、サイト上のマイクボタンを押して、画面に表示される英文を読み上げるだけ。10秒程度で診断結果が表示されます。
しかも、
- アプリのインストール不要
- 登録不要
- 無料で何回でも試せる
という気軽さなので、親子で楽しく英語力チェックができるのも魅力です。
診断結果は、たとえば
- 100% Japanese
- 90% English (US), 10% Spanish
といったように、複数のアクセントがパーセンテージで表示されます。
あくまでエンタメ要素も強いツールではありますが、「発音の癖」や「どの音が外国語っぽく聞こえているのか」を知る参考には十分なります。
【大人編】夫と私は100% Japanese。やっぱり大人になってからの発音矯正は難しい!

まずは、大人代表として私と夫で試してみました。
Bold Voiceは単一言語が100%にならない場合は英文を2回読むことになるみたいですが、私たちは1回読んだだけですぐJapanese100%と判定されて、ちょっとショック(笑)

個人的に英語は相手に伝われば良いと思っている派なのでJapaneseアクセントでも全然良いけど、ちょっとは別の言語入ってほしかったです。
でも冷静に考えると、私たちは中学校から読み書きメインに勉強してきた世代。やっぱり子どもの頃のように発音をまるごと吸収するのは難しいんだなと、身をもって実感しました。
発音は筋トレみたいなもので、「耳」と「口の筋肉」がセットで鍛えられないと、ネイティブのような音は出せないんですよね。
シャドーイングや音読を日々取り入れている友人にも試してもらいましたが、やっぱりJapanese100%判定で、アクセントだけはどうしても日本語っぽさが残るようです。

小2渡米で現在小4年の長男は98% Japanese

次にチャレンジしたのは、小学2年生の終わりにアメリカに引っ越してきた息子(現在小学4年生)。
英語は学校で毎日使っているし、発音も私たち親よりかは発音が良く聞こえます。
なので、「もしやJapanese以外の言語になるかも?」と思ってました。
えっ!? そんなに日本語アクセントなの!?
ちょっと驚きの結果ですが、よくよく考えると、息子は日本語環境で7年近く育ったあとに英語を始めたということ。
英語は上手に話せていても、音の土台はやっぱり日本語なんですよね。
楽しくて息子は何度もやり直していたら、たまにSpanish(スペイン語)アクセントと判定されることも。
たまに出る違う結果:Spanish 54%、English 20%、Russian 13%
アメリカの学校でよく耳にするスペイン語の影響もあるのかもしれません。子どもの耳って本当に敏感!
年長渡米して現在小2の娘は何回やってもEnglish

次は、年長のとき(5歳)に渡米した娘(現在小学2年生)の番。
割合的にEnglishが1番ですが、他にも色んなアクセントが混ざってる状態。
何回やってもこんな感じでアクセントはまじるもののJapaneseは出てきませんでした。
発音だけでなく、イントネーションや自然な区切り方も、ネイティブの子どもと同じように聞こえることが多く、親の私たちよりもずっと“現地っぽい”んです。

年少の時に3ケ月だけドイツ語の幼稚園に行っていた影響もあるかも?
やっぱり、年齢が低ければ低いほど、耳の柔らかさと発音の吸収力が桁違いですね。

子どもにネイティブっぽい英語を身につけさせるには「年長まで」が勝負!

今回の診断結果から、私がはっきり感じたのは、英語のアクセントを自然に身につけるには年長(5~6歳)までに英語のインプットを始めるのが理想的だということ。
もちろん、年齢が上がってからでも英語は習得できます。
でも、「発音」に限って言えば、脳が“音の型”を覚えてしまう前に英語を始めた方が圧倒的に有利です。
じゃあ、「年長までに英語圏に移住しないと間に合わないの?」というと、そんなことはありません。
実際に英語圏に住んでいなくても、英語に触れる環境を作ることはどこにいてもできます。
日本にいたまま英語アクセントのための「耳育て」アイデア
家庭でできる英語インプットの方法としておすすめなのは、次のようなものです:
- 英語の子ども向けアニメを「音声+字幕(英語)」で見る
- 英語の童謡や歌(CocomelonやSuper Simple Songsなど)を流す
- 英語で読み聞かせ(YouTubeにたくさんあります)
- 毎日5〜15分、英語のリスニング時間を確保する
日本在住でおうち英語を実践している友人は、YouTubeで
- Peppa Pig
- Daniel Tiger
- Octonauts
などを英語設定で見せていました。
1回15分でも、続けると驚くほど「英語の音」が自然に入ってくるようです。
個人的には、英語のアクセントは重要じゃないと思う
ここまでアクセントについて色々書いてきましたが、

個人的には「英語のアクセントが完璧である必要はない」んじゃないかと思っています。
アメリカに住んでみて感じるのは、本当に色んな国出身の人がいるということ。
英語を話す人のアクセントは千差万別で、インド訛り、フランス訛り、中国訛り、スペイン訛り……いろんな「英語」が飛び交っています。
たしかに、聞き取りやすい・聞き取りにくいという差はあるけれど、どのアクセントでもコミュニケーションはちゃんと成立しているのです。
ネイティブに聞こえないからといって、英語が通じないわけではない。
それよりも、「伝えたいことをちゃんと伝えようとする姿勢」や「語彙力」「発音の明瞭さ」の方がずっと大切だなと感じています。
だからこそ、「子どもの発音がネイティブっぽくないかも」と不安になる必要はないと思います。完璧な発音を目指すより、伝え合える英語を親子で楽しむことの方が、ずっと価値があると思っています。

おわりに:親子で英語に向き合うきっかけに
BoldVoice Accent Oracleは、「自分の英語がどう聞こえているか」を楽しくチェックできるツール。
今回、家族みんなでやってみたことで、それぞれの英語力の特徴や今後の課題が見えてきました。
子どもたちの柔軟な耳に改めて驚かされたと同時に、大人になってから英語に挑戦している私たちも、諦めずに続けていこうと思えました。
英語に自信がないママでも、「おうちで英語に触れる機会を作ること」は十分にできます。
今からでも遅くない。まずは親子で楽しむことから始めてみませんか?
BoldVoice Accent Oracle、ぜひ一度試してみてくださいね。