【海外赴任】小学生の最適な英語勉強方法を紹介!英語で英語勉強だけじゃなくて日本語で英語勉強が必要な理由とは?
こんにちは。年長と小学2年生の子供と一緒にアメリカ帯同中の主婦しおりです。
アメリカの現地校に通って約1年経ちました。現在は小学1年生と小学3年生です。
月曜日から金曜日までは現地校、土曜日は日本人補習校に通っているので、たくさんの日本人帯同者に出会って気づいたことがあります。
同じ学年、同じ帯同年数なのに英語力に違いがあるのは何故?
もちろん性格や学校外での英語に触れ合う時間など様々な理由はあります。でも、そこまで違いはないはずなのにこんなに英語力に差ができたのか確認した結果、わかったことがあります。
今回は、英語を日本語で勉強する機会があることで、英語力に差ができる理由を解説しますね。
小学生は帯同1年半で理解して2年後から話し出す
私はアメリカにくるまで、
子供は吸収力がすごいから、アメリカの学校に行けば1年で英語が話せるようになるよ!
という言葉を信じてました。でも、コレ嘘じゃん!ということに1年アメリカに実際に住んでみて実感しています。
もちろん1年で話せるようになる子もいるけれど、全員が全員英語が話せるようになるわけではないんです。うちの子は話せない側でした。
アメリカ1年経過時の子供の英語力
小学2年生と年長の子供と一緒に渡米して1年経った今、うちの子の英語力はこんな感じ。
- 小学校3年生の現在
先生の英語の指示は大体わかるけど、自分からはそんなに話せない - 小学校1年生の現在
英語はあまりわからないけど友達がやってる事みて何となくやり過ごしてる
クラスメイトに日本人が何人かいるので、日本人の友達に頼ってしまい英語力はあまり伸びてない感じです。
英語を学校で毎日聞いてても理解できない
アメリカの現地校に通っているので授業は全て英語です。それを1年聞いているけど、どういう意味が分かってないことが結構あります。
先生のジェスチャーや目線込みで今何を指示しているのかを察知している状態なので、先生の英語を完璧に理解するのは難しいようです。
小学生は帯同1年半後に理解して2年後に話し出すらしい
ESLの先生が小学生の英語の伸びについてこんなこと言ってました。
うちはまだ1年目でインプット時期なので、まだそんなに話せないのだと思ってます。
理解&話し出すまでの時間を短縮する方法
ESLの先生が教えてくれた英語が話せるようになるまでの期間ですが、平均的な期間なので誰もが2年で英語が話せるようになるわけではありません。
その逆も然り、2年もかからずに英語が話せるようになる人もいるんです。その2年もかからずに英語が話せるようになった小学生のお母さんに何が良かったのかヒアリングした結果、理由は3つあることがわかりました。
理由1.近所のネイティブの友達と放課後遊ばせていた
最も早く英語習得が出来ている小学生はこのパターンです。近くに住んでいる現地の子といつもサッカーやキックボードなどで遊んでいたら知らず知らずのうちに英語が話せるようになっていた感じです。
これ理想ですよね。うちの子も近所の子と遊んでくれたらと思っていましたが、近くに同学年の子がいないし親同士が英語を話せないと場が持たないことに気づき出来ませんでした。
理由2.クラスに助けてくれる日本人が1人もいなかった
クラスに日本語を話せる人がいないと必然的に英語を理解して話さざるをえなくなります。子供にとっては過酷な状況ですが、この1年を乗り切れれば英語が話せるようになっています。
うちの子のクラスには英語が話せる日本人がいるので、その子に通訳をお願いしていてこの環境を作ることが出来ませんでした。
理由3.日本語で英語を教えてもらっていた
理由1も2もしていないのに英語が早く話せるようになっている小学生がいます。その子たちは学校で英語を英語で勉強している以外に日本語でも英語を教えてもらっていました。
学校が英語なので英語の勉強はそれで十分かなと思っていましたが、日本語で英語を勉強することで英語習得スピードが劇的に変わった子たちがいて驚きました。
これは近くにネイティブの子供が住んでいなくても、クラスに日本人がいても、実行することができるので、うちの子供たちにも取り入れることにしました。
なぜ日本語で英語を教わると良いのか?
その理由は、これです。
子供は文法を習ってきた大人と違って英語を文法ではなくフレーズで覚えています。
「Walkers line up.」と毎日言われていて意味はわかるけど、1つずつの単語の意味や文法は理解してないみたいです。
英語で英語を勉強しているだけだと何回も同じフレーズを聞いて、その時何が起きているのかを何度もみて意味を理解していきます。
でも、日本語で英語を学ぶ機会がある人は、
その都度「このフレーズってどういう意味?」と聞いてフレーズと意味をすぐリンクさせることが出来るので時間の短縮になるし、間違った意味で覚えてしまうことがありません。
さらに、日本語で英語を学ぶ機会があると良い理由は、
- 学校の先生に「ぼくの糊がないよ。」って伝えるには英語で何て言えばいいの?
- 友達に「一緒にサッカーしようよ。」って英語で何て言えばいいの?
- 犬を連れている人に「触ってもいい?」って英語で何て言えばいいの?
など、英語で言いたいことがあるけど英語で何て言えばいいのかわからない時に、日本語で質問出来ると英語習得スピードがあがります。
実際にうちの子は上記の例文を日本語で質問して教えてもらって、次の日に学校で使って自分の英語フレーズにしてました。
日本語で現地校の授業の先取りをしよう
小学校の年度はじめにはその年の教育の年間スケジュールを渡してくれます。それを見れば次にどんなことを習うのかわかるようになっています。
その年間スケジュールを活用して、アメリカ育ちのチューターさんに現地校で次に習う内容を日本語で解説してもらって授業について行けるようにサポートしてもらっている人がいます。
確かに英語で理科や社会を教わるより日本語でまず教わって、その英単語などを覚えていった方が効率が良さそうです。
日本語で英語勉強ならチューターorオンライン英会話
なぜ日本語で英語を教わるのが良いのかが分かっても、どうやって日本語で英語を教えてくれる人を探したら良いの?ってなりますよね。
日本人のチューターを探そう
そんな時はまずチューターを探してみましょう。
日本人じゃないチューターは検索サイトですぐ見つかりますが、日本人のチューターは全然見つかりません。日本人のチューターを探すのなら周りの人の口コミや日本人用の掲示板で探してみましょう。もしかしたら見つかるかもしれません。
日本人講師のオンライン英会話を活用しよう
チューターが見つからない場合や費用が合わない場合は、日本人講師のオンライン英会話がオススメです。
最初は色々な先生にお願いしてましたが、その中で子供と1番相性が良かった先生に毎回お願いするようになりました。
子供がこのフレーズどういう意味?と聞いてもしっかりと教えてくれますし、
- 友達と一緒に遊びたい時に言うフレーズ
- 嫌なことをされた時に言うフレーズややった方が良いこと
- 先生に質問するときのフレーズ
など、実際に使えるフレーズをどんどん教えてくれるのでとっても助かっています。
横でみていて、大人が英語を勉強するときのオンライン英会話と子供が実際に学校で使える英語を勉強するときのオンライン英会話は全然違うんだなと思いました。
実際にワールドトークを始めてまだ2ヶ月経っていませんが、教室で糊が足りない時など自分から先生に単語ではなく文章で話しかけるようになるなど効果を実感しています。
まだ開始して1ヶ月ですが、渡米直後からやっておけば良かったなと後悔しています。
まとめ:日本語で英語勉強は本当にやった方が良い
今回紹介した小学生の英語力を素早く上げる方法は、とってもオススメです。
我が子の英語力はこの感じで大丈夫なんだろうか?と心配しているなら是非やって見てください。チューターが見つからない場合は日本語講師のオンライン英会話を活用してみましょう。
うちの子は色々試した結果、ワールドトークが合っていて利用してます。
合う合わないあると思うので、無料体験して自分の子供に合いそうかどうか試して見ると良いです。色んな先生がいるので何人か試してみるのもオススメです。
この記事があなたの参考になれば嬉しいです。それでは。