駐在妻がアメリカやドイツなど海外で仕事したら扶養を抜ける?健康保険証はいつまで使えるの?扶養について確認してみた

こんにちは。アメリカ在住の主婦しおりです。
今日は、駐在妻が海外で働くことについて、”扶養を外れるかどうか”や、”健康保険証がいつまで使えるのか”といった気になるポイントを整理してみました。
私自身も、ふと「これってどうなるんだろう?」と思ったことがきっかけで調べた内容です。
海外生活をしながら働きたいけど、扶養の問題や保険の手続きが気になる…。そんな方に役立つ情報をお届けします!
「扶養」って何?健康保険・年金への影響を確認

まず、”扶養”って何か、簡単におさらいしましょう。
扶養とは、日本の健康保険や年金制度の中で、一定の条件を満たした配偶者や子どもが、保険料を負担せずに保険の適用を受けられる仕組みです。会社員の方が加入する健康保険では、年収が130万円以下(パートなどの場合)であれば扶養に入ることが可能です。
扶養に入っている場合、主に以下のメリットがあります:
- 健康保険料の負担が不要
- 年金も第三号被保険者として認められる
ただし、扶養に入ったままで海外で働く場合、これがどう影響するのかが問題になりますね。
駐在妻が帯同先で働く場合に扶養を外れる条件
さて、駐在妻が海外で働く場合、扶養を外れることになるのか? これは、日本の扶養条件と、駐在先によって異なります。駐在妻の場合は、
と言われています。

私の周りの働く駐在妻も年収が130万円稼ぐと扶養抜けちゃうから気を付けてるみたいです。
ただ、為替は日々変わっていて、給与を受け取った日の為替なのか年末の為替なのか、どの日の為替で計算するのかは会社によって異なります。
なので、余裕を持って1年で8000ドルくらいまでに抑えてます。

アメリカでどれくらい働いたら扶養を抜けるの?

働く仕事内容や場所によって時給が異なるので一概には言えませんが、ミシガン州の日本食材店や日系レストランでサーバーとして日中に働く場合、時給は13~20ドルくらいが一般的です。
するとランチタイムのサーバーで1日3時間働く場合、週4日働くと扶養をこえる可能性がでてきます。
なので、私の周りの駐在妻は扶養内で収まるように、週3日ランチタイムのみ働くようにしている人が多いです。

週4日以上働いている駐在妻も稀にいますが、そういう人は扶養をこえても働きたい人ばかりですね。
扶養を抜けて働いても大丈夫かどうかは会社によります。会社によっては扶養を抜ける場合、配偶者が受け取っている手当が全部なくなる会社もあります。
扶養以上働いても、毎月の配偶者用の手当てや一時帰国や本帰国時の飛行機代がでなくなるのは本末顛倒なので、扶養を抜けてまで働くかどうかは会社に確認してからの方が良いと思います。
健康保険証はいつまで使える?扶養から外れる時

扶養を外れる場合、健康保険証の有効期限にも注意が必要です。
健康保険証が使えなくなると、日本での医療費は全額自己負担となります。

健康保険証が使えなくなると、一時帰国時に病院に行けなくなるのは困るなぁ。
それなら、国民健康保険に加入すれば良いかも。と思ったのですが、どうやら国民健康保険に一時帰国の時だけ加入するのは難しいようです。
転入届を出して国民健康保険に加入できれば良いのですが、それが可能かどうかは自治体によります。一時帰国時に国民健康保険に加入できるかどうか帰国予定の自治体に確認してみてくださいね。
国民健康保険は入れなかったけど、日本に一時帰国したときに病院が全額自己負担になるのが困るという方は、一時帰国時に使える「逆海外旅行保険に加入して日本での医療費を軽減することを検討してみてください。

一時帰国時に加入できる、逆海外旅行保険

逆海外旅行保険とは、海外に住む日本人(駐在員やその家族など)が一時帰国中に日本国内で医療を受ける際の費用を補償する保険のことです。
通常の海外旅行保険とは逆で、「海外居住者が日本を訪れる」場合に特化した保険です。
- 駐在員やその家族が扶養を超える収入で日本の健康保険資格を失った場合。
- 日本へ短期間帰国中に急な病気やケガをした場合。
- 日本滞在中に健康診断や歯科治療などが必要になった場合。
この保険は、日本の医療費が高額になる可能性に備える手段として注目されています。
逆海外旅行保険のメリットとデメリット
逆海外旅行保険に加入するメリット
- 高額な医療費をカバー
- 日本での医療費は、保険がないと全額自己負担となります。この保険に加入していれば、予期せぬ出費を軽減できます。
- 日本国内でもスムーズな治療が可能
- 日本の病院では外国の保険証明書だけでは対応が難しい場合もありますが、逆海外旅行保険は日本国内での治療に対応しています。
- 特定のニーズに対応
- 日本国内の特定の医療行為(健康診断、歯科治療など)を補償するプランもあり、選択肢が広がります。
逆海外旅行保険に加入するデメリット
- 保険料が高め
- 短期間の保険にもかかわらず、保障内容が充実しているため、保険料が高額になる場合があります。
- 既往症は対象外の場合が多い
- 保険加入前からの持病や既往症に関連する治療は、補償対象外となることが一般的です。
- 手続きが必要
- 帰国前に保険に加入しておく必要があるため、事前準備が必要です。
オススメの逆海外旅行保険
逆海外旅行保険は今までいくつかありましたが、Sompo Japan(損保ジャパン)「海外から日本への旅行者向け保険」のように販売を停止してしまった商品が結構あります。
2025年現在でも利用しただける逆海外保険のうちオススメの保険を紹介します。
1.Tokyo Marine Nichido(東京海上日動)「海外居住者向け旅行保険」
- 日本滞在中の医療費を幅広くカバー。
- 既往症に対応するオプションあり(追加費用が必要)。
- サポート体制が充実。
まとめ:自分に合った働き方を見つけるためのヒント
駐在妻として海外で働くことは、新しい経験やスキルを得るチャンスですが、扶養や保険の問題をクリアにしておくことが大切です。
自分に合った働き方を見つけるには、
- 日本と駐在先のルールを理解する
- 手続きや選択肢を事前に確認する
- 専門家(税理士や社会保険労務士など)に相談する
これから海外で働こうと考えている方にとって、少しでも役立つ情報になれば幸いです。