アメリカで夫にばれずにへそくりを作る7つの方法【駐在妻のリアル節約術】
 
										こんにちは。アメリカ在住の駐在妻、主婦しおりです。
「アメリカに来てから、自分のお金がなくなった気がする…」
「クレジットカードも明細が夫にバレる。欲しいものがあっても言い出しにくい」
海外生活をしていると、そんな“もやもや”を感じること、ありませんか?
日本では自分名義の口座に自由に貯金していた人も、アメリカに来た途端、家計の仕組みが変わり、
「すべて夫の口座から出ていく」「自分で使えるお金がない」という状況になりがちです。
でも本音を言えば——
「自由に使えるお金が少しだけでも欲しい」
「自分の努力で貯めたお金があると安心する」
そう思うのは自然なことですよね。
この記事では、アメリカで夫にばれずにへそくりを作る7つの具体的な方法を紹介します。
こっそりではなく、「自分を守るため」「心の余裕を作るため」の前向きなへそくり術です。
なぜアメリカ駐在妻に「へそくり」が必要なの?

「へそくり」というと、ちょっと後ろめたい響きがありますよね。
でも、アメリカ生活の現実を見てみると、それは“自立の一歩”とも言えるんです。
駐在妻のリアルな事情
- 銀行口座やクレジットカードが夫名義で管理されている
- 家計全体がドル建てで、自分の収支が見えにくい
- 子どもの教育費・帰国費用など、急な出費が多い
- 「夫にお願いしないとお金が使えない」という精神的ストレス
海外での生活は、日本以上に不安定なこともあります。
ビザの更新、突然の帰任、病気や事故、そして「帰国後の生活費」。
そんなとき、自分だけの緊急資金が少しでもあると、心の余裕がまるで違います。
「へそくり=秘密のお金」ではなく、
「自分を守るための安心資金」。
そんな気持ちで始めてみましょう。
アメリカでへそくりを作る7つの方法

1.キャッシュバックアプリを使う(Rakuten・Ibotta・Fetch)
アメリカの買い物では、「キャッシュバック文化」を使わない手はありません。
普段の食料品や日用品の買い物でも、アプリを経由するだけで1〜10%の還元が受けられます。
おすすめアプリ
- Rakuten(旧Ebates):オンラインショッピングの定番。Target、Walmartなど対応。
- Ibotta:レシートをアップロードするだけで現金還元。
- Fetch Rewards:ポイントをAmazonギフトカードに交換できる。
へそくりポイント
- 自分のメールアドレスで登録
- PayPal受け取り設定を「自分の口座」に
- 家計費で買い物して、還元分を自分の“プチ貯金”に

1ヶ月に$10〜20でも、1年で$200以上。「自然に貯まるへそくり」はストレスゼロです!
2.自分名義の銀行口座を作る(オンラインバンク活用)
アメリカでは、オンラインバンクがとても一般的。
個人口座を作っておくことで、へそくりの“保管場所”を確保できます。
おすすめ
- Ally Bank:手数料なし・アプリで完結・外貨送金も可能
- Capital One 360:預金・クレカ連携がスムーズ
- Wise / Revolut:日本円⇄ドルの送金も簡単
へそくりポイント
- 給与口座から直接入金するのではなく、「キャッシュバック」「副収入」「ポイント還元」をここに入れる
- Wiseを使えば、円安の時に円口座へ送金し、レート差益を狙うことも可能
口座を持つだけで「自分のお金」という実感が湧き、メンタル的にも大きな支えになります。
3.クレジットカードのリワードを“隠れへそくり”に
アメリカのクレジットカードは、ポイント還元が強力です。
同じ家計の支出でも、カードの持ち方次第で自分だけのリワードを作れます。
具体例
- AmexのポイントをStarbucksギフトカードに交換
- ChaseのリワードをAmazonギフト券に変換
- Apple CardならDaily Cashがそのまま自分のApple Walletへ
へそくりポイント
- 家計支払い用のカードを自分名義にしておく
- リワード受け取りを個人メールに設定
- ポイント交換先を「ギフトカード」「自分口座」に変更

年間数百ドルの“見えない収入”を、自分だけの小さなご褒美資金にできます。
4.不要品を売ってこっそり現金化(Facebook Marketplace・Mercari US)
引っ越しが多い駐在生活では、不要品の処分がつきもの。
それをただ捨てるのではなく、お小遣いに変えるのが賢い方法です。
おすすめプラットフォーム
- Facebook Marketplace:地元の人に直接売れる
- Mercari US:日本語感覚で使えるフリマアプリ
- OfferUp:家具や家電などのローカル取引に最適
へそくりポイント
- PayPalやVenmoで自分のアカウントに受け取り設定
- 売上をそのままオンライン口座に移す
- 「断捨離」と言ってもバレにくい!笑
例:「子どもの服を整理したら$100貯まった!」
へそくり+ミニマルライフの一石二鳥。
5.ブログやSNSで副収入を作る(主婦の得意を活かす)
今の時代、「経験」や「知識」もお金になります。
駐在妻としてのリアルな体験を発信するだけで、読者の共感を得て、収益化することも可能です。
始めやすい副収入の例
- ブログ(WordPress) → Google AdSenseやアフィリエイト収入
- Instagram / Threads → 商品紹介・タイアップ投稿
- Etsy / Canvaテンプレート販売 → デザイン・英語教材など
へそくりポイント
- 夫の収入と分けて「個人の小さなビジネス」として扱う
- 収入はPayPalやStripeの自分アカウントに受け取る
- EAD(労働許可)が必要な場合は注意(L2ビザの場合)
「書くのが好き」「写真が得意」という趣味がそのまま“こっそり副収入”に変わります。
6.日本の口座でコツコツ貯金(円建ての安心)
アメリカ口座に全資金を置くのが不安なら、日本のネット銀行に少しずつ送金しておくのも安心策。
為替のタイミングを見ながら「円安の今」「円高の時」に動かすだけでも立派な資産形成になります。
おすすめ
- 楽天銀行・住信SBIネット銀行:海外送金に対応
- Wise / Revolutで少額から簡単送金
へそくりポイント
- アメリカから送金 → 日本口座で円に換えて貯金
- 家計簿上は「送金」として処理できるのでバレにくい
- 円資産で帰国後の生活費にもそのまま使える
🌏「為替もへそくりも、コツコツが最強。」
7.ギフトカード・プリペイドカード貯金
ちょっとユニークですが、ギフトカードを“見えない貯金箱”にする方法もあります。
TargetやAmazon、Starbucks、Visaプリペイドなど、アメリカではギフトカードの種類が豊富。
少額ずつ購入しておけば、立派な自分専用の“自由資金”になります。
へそくりポイント
- $10〜25単位で購入して財布とは別に保管
- 「外食費」「趣味費」などテーマ別に分けておく
- 夫婦共用家計には含めず、個人の楽しみ用に
コーヒー1杯、ネイル代、旅先のランチ——
「へそくりギフトカード」があるだけで、ちょっとした幸せが手に入ります。
へそくりはあくまで自分を守るための準備。
「隠し事」にならないように、いくつかの注意点も押さえておきましょう。
- 税金の申告義務
 副業やネット収入が一定額を超えると、アメリカでも申告対象に。
 個人事業扱いになるケースもあるので注意。
- ビザステータスの制限
 L2ビザなどではEAD(労働許可)が必要。許可がないままの収入はNG。
 ただしキャッシュバック・ギフトカードなどは非課税範囲内。
- 夫婦間の信頼を壊さない工夫
 「将来の教育費のため」「自分のキャリア再開に使う」など、ポジティブな目的を持つことが大切。
まとめ:へそくりは「心の自由」を作る第一歩
アメリカ駐在生活は、慣れない環境・通貨・文化の中で毎日が挑戦。
そんな中で、自分のお金を少しでもコントロールできると、心がふっと軽くなります。
☕️ 「今日のコーヒー代を気にせず使える」
💐 「子どものプレゼントを自分の判断で買える」そんな小さな自由が、海外生活をもっと豊かにしてくれます。
へそくりは、“秘密のお金”ではなく“自立の象徴”。
夫婦のバランスを保ちながら、安心して生きるための知恵です。
今日からできることから、一歩ずつ始めてみましょう。

 
																											 
																											 
																											 
																											 
																											