30代未経験でもWEBデザイナーとして採用または仕事が受注できる方法
こんにちは。WEBディレクター/WEBデザイナーの主婦しおりです。
気付いたらWEBサイト制作歴15年の私。
現在はフリーランスとして働いていますが、以前は会社でWEBデザイナーの採用も担当していました。
- ECサイト専門のWEBデザイナー3年
- 各種サイトのWEBデザイナー(コーディング含む)6年
- 各種サイトのWEBディレクター(デザイン含む)とWEBシステム/アプリのデザイン 6年
最近、WEBデザイナー職が人気でよくWEBデザイナーになるにはどうしたら良いの?と聞かれるようになりました。
WEBデザイナーになりたい方に説明するためにも30代のWEBデザイン未経験者がWEBデザイナーになる方法、そして採用される方法を紹介したいと思います。
なぜ今WEBデザイナーが人気なのか?
私がWEBデザイナーになった時は全然人気がなかったWEBデザイナー職ですが、今はとっても大人気な職業になりました。
その理由は有名なYouTuber(ユーチューバー)が稼げる副業として何度も紹介しているからだと思います。
ちなみに2021年最新版の稼げる副業9選はこんな感じ
- せどり
- 動画編集
- プログラミング
- ウェブデザイン
- ハンドメイド
- YouTube配信
- ブログ/アフィリエイト
- コンテンツ販売
- コンサルタント
4番目にWEBデザインが入ってます。
確かにWEBデザインは自宅で好きな時間に仕事ができるし、まとまった金額が手に入るのでおいしい仕事だと思います。
私はドイツ在住で日本との時差8時間あるけど日本のWEBデザインの仕事してます!
WEBサイト全部デザインできなくてもバナー制作だけのお仕事とかもあるので、小さな仕事からはじめてみるのも良いと思います。
30代未経験でもWEBデザイナーになれるのか?
稼げるお仕事WEBデザイナーですが30代未経験でもWEBデザイナーになれるのかというと、WEBデザイナーになるだけなら30代未経験でも全然なれます。
ただ、WEBデザイナーとして採用される。または仕事を受注できるかというと対策しないと未経験だと難しいかなと思います。
ちなみにWEBデザインするために必要なスキルが2つあるんですが、
- デザインスキル
- デザインするためのツールを活用するスキル
この2つです。このスキルは誰でも習得可能です。
ものすごくセンス良い~!という人じゃなくても巷にあふれているデザインをたくさんみて良いと思ったデザインを色々と組み合わせて真似して作れば十分に素敵なデザインを作ることができます。
最初は時間がかかるかもしれませんが、数をこなせばある程度のものを短時間で作れるようになります。そこまで頑張れるかどうかですね。
次にデザインするためのツールを活用するスキルについてですが、私はデザインするためにadobe(アドビ)の製品を使っています。
よく使うソフトはこんな感じ。
- adobe Photoshop
- adobe Illustrator
- adobe XD
以前はPhotoshopとIllustratorばかりでしたが、最近はプロトタイプをXDで作ることが増えてきました。
adobe製品は使いやすくて良いけど、ライセンス料で毎月結構お金がかかるのがツライかな。
以前はadobe製品は買い切りソフトだったのですが、今は月額使用料を払って利用するようになりました。仕事がとれないときにadobeライセンス料を払い続けるのがしんどくてやめてしまう人も結構います。
求職中なら職業訓練でadobeを無料で使える
もし会社を退職してWEBデザイナーになりたい!という方は職業訓練でadobe製品の使い方を学ぶと良いと思います。
職業訓練なら職業訓練会社がadobeの使用料を払ってくれるため、お金をかける前に自分にデザインの仕事が合うかどうかを知りたい人はぜひ活用しましょう。
職業訓練後は実費でadobeライセンスを購入する必要がありますがその場合はadobeじゃなくてAmazonで購入すると割引価格で購入することができます。
超人気職なので他候補者と差別化しよう!
WEBデザイナーになる準備ができたら、次はWEBデザイナーとして採用または仕事を受注する必要があります。
正直なところWEBデザイナー職はとっても人気なため、結構な数の応募があります。
なので、職業訓練で勉強しました!でも実務経験はありません。という場合は他に特出した何かがない限りお断りしています。
じゃあWEBデザイナーになれないじゃん!と思うかもしれませんが、他の候補者と少し差別化することで一気に採用対象にはいることができるので、その対策について説明したいと思います。
対策1.友人のサイトを作って経験者になろう
先ほどもお伝えした通り、職業訓練で勉強しました!だけだと完全に未経験枠に入ってしまい採用担当者の目につくのは難しいです。
なので、手っ取り早く経験者になりましょう。
経験者といってもどこかに採用される必要はなくて、友人や知人のレストランや美容院などのWEBサイトを作ってあげれば立派な経験者です。
友人や知人のWEBサイトの場合、無料だったりご飯奢ってあげる!くらいの金額になるかもしれませんが、実績が増えるのと経験が増えると思えばやる意味があります。
履歴書にWEBサイトを無料か有料かなんて書く必要はないので、堂々と経験あります!と伝えたら良いんです。
これで他の候補者と差別化することが出来るんです。
採用側からしても、課題とかではなくて実際に稼働しているWEBサイトを作った経験があると評価ができるのでぜひ対応してもらいたいです。
対策2.ポートフォリオ用にWEBサイトを作ろう
友人のWEBサイトを制作しつつポートフォリオ用にWEBサイトを作りましょう。
WEBデザイナーとして働く場合はどんなデザインが作れる人なのか?どれくらいのスキルがあるのか?確認するために制作物(ポートフォリオ)を提出することが多いです。
これまでにたくさんのWEBサイトを制作した実績があれば問題ないのですが、未経験からだとそれほど多くの実績はないと思います。
なので、自分のポートフォリオサイトを実績の1つとして提出しましょう。
今はWordpressを使えば専門的な知識がなくても簡単にWEBサイトを作ることができます。早ければ1日で作れると思います。
WordPressの無料テンプレートでWEBサイトを作って自分の作ったバナーに差し替えれば、簡単にポートフォリオを完成させられます。
WordPressのWEBサイト制作方法は新しく解説記事をつくりますね。
対策3.バナー制作で実績をどんどん作ろう
友人サイトとポートフォリオ用WEBサイトがあれば他候補者と差別化できますが、さらに差別化するなら単価は安いですがバナー制作を請け負って実績を積むのがオススメです。
バナーはこういうの↓
バナー制作は1件3,000円~5,000円くらいで実績はつくれるし数をこなせばそれなりの収入にもなります。
バナー制作の受注はWEB制作会社に採用されなくてもインターネットでどこにいても受注することができるので、ぜひ試してみてほしいです。
初めてネットで仕事を探すなら、日本最大級の仕事マッチングサービスのクラウドワークスかランサーズがオススメです。
私も実際に活用しています。海外在住でも仕事できます!
会員登録は無料なので、会員登録してどんな仕事がいくらくらいで受注できるのかを調べてみると良いと思います。
自分のプロフィール欄に対策1と対策2の内容をしっかりと記載すれば、経験者として仕事が受注できると思います。
もしそれでも受注できなかったらデザイン関係ない安い仕事を請け負ってクラウドワークスやランサーズ内の経験を増やしてもう1度応募しましょう。
最後に
今回はWEBデザイナーとして会社に採用される方法を解説しましたが、正直会社に採用されなくてもクラウドワークスやランサーズを使って、フリーランスとして仕事をする場合も同じです。
まったくの未経験には仕事を依頼しづらいので友人サイトやポートフォリオで実績をつくって自己紹介文に記載しておけば、全くの未経験より仕事を受注できる可能性がぐんとあがります。
ネットで仕事が受注できて金額的に問題ないなら、そのままフリーランスとして活躍する方が時間や場所に縛られないので良いと思います。
この記事があなたの参考になれば嬉しいです。それでは。