ドイツのデュッセルドルフから車でスイスへ子連れファミリー旅行!2020年の夏
こんにちは。デュッセルドルフ在住の主婦しおりです。
2020年の夏は新型コロナ問題があるので飛行機ではなく車で移動できる場所、スイス旅行を計画し行ってきました!
2020年7月~8月にドイツのデュッセルドルフから車で我が家が実際に行ったスイス旅行計画やホテル代・電車代を紹介します。
これからスイスに自家用車で行くぞ!と計画を立てている方の参考になれば嬉しいです。
2020年夏のスイス旅行計画
土日合わせて9日連休になったので、準備1日+旅行7日+回復1日で計画しました。
ちなみに旅行日程はこんな感じ。
- 1日目(ドイツ) デュッセルドルフ出発 ドイツギリギリのTuttlingen(トゥットリンゲン)近くに宿泊
- 2日目(スイス) ザンクト・ガレン修道院 アルプスの少女ハイジのマイエンフェルト Chur(クール)宿泊
- 3日目(スイス) Chur(クール)⇔St.Moritz(サンモリッツ)を電車移動 ピッツ・ネイル展望台 Interlaken(インターラーケン)宿泊
- 4日目(スイス) Spiez(シュピーツ)⇔Zermatt(ツェルマット)を電車移動 ゴルナーグラート展望台 Interlaken(インターラーケン)宿泊
- 5日目(スイス) Interlaken Ost (インターラーケンオスト)⇔Jungfraujoch(ユングフラウヨッホ)を電車移動 ユングフラウヨッホ展望台 ※直前でインターラーケンとベルン観光に変更 Interlaken(インターラーケン)宿泊
- 6日目(スイス) Interlaken Ost (インターラーケンオスト)⇔Jungfraujoch(ユングフラウヨッホ)を電車移動 Alpnachstad(アルプナッハシュタット)⇔Pilatus(ピラトゥス)を電車移動 ピラトゥス・クルム — チューリッヒ 古城ホテルSchloss Haigerloch宿泊
- 7日目(ドイツ) ホーエンツォレルン城 デュッセルドルフ到着
行きたいところを出来るだけ詰め込んだ旅行計画ですw
この旅行計画を既にスイス旅行済みの方に話したら「雨降るとマッターホルンが綺麗に見えないから数日確保した方が良いよ。」というアドバイスもらいました。
確かに!雨で見れないのはツライかも。
日程変更しようか悩んだものの既にホテル予約済みだったので、我が家は雨降らないことを信じてこのまま行くことにしました!
写真と一緒にスイス旅行振り返り
旅行1日目はほぼ移動でギリギリドイツに宿泊したためスイスっぽい写真は撮れませんでしたが、トゥットリンゲン近くのホテルからスイスの方をみると切立った山々があって、スイスに来たんだなぁという気持ちになりました。
私、山博士でも何でもないんですが、スイスって山が違うんですよね。
遠くからみると山が垂直になってるんじゃない?と思うくらい切り立ってて感動しました。
ザンクト・ガレン修道院
スイス旅行2日目に行った世界文化遺産のザンクト・ガレン修道院。
写真撮影NGのとても綺麗な付属図書館があるのですが、本当に綺麗なのでぜひ見てみてほしいと思います。訪れた人たちがメッセージを記入するノートがあるのですが、色々な国の言葉でメッセージが記載されていて日本語を見つけたときは嬉しくなりました。
アルプスの少女ハイジのマイエンフェルト
アルプスの少女ハイジの舞台になったマイエンフェルトのハイジ村。
日本の観光客が訪れることが多いため日本語案内があります。
ハイジスポットを巡れるハイキングコースがあり、ハイジの泉やヤギの水飲み場、ルヴァの森などを見ることができます。
St.Moritz(サンモリッツ)
ベルニナ・アルプスの景観を楽しめるサンモリッツ。
山を登る電車にのって、Piz Nair(ピッツ・ネイル)展望台に行きました。
標高3057mあるため周りの山々を上から眺めることができます。
展望台へ登っていくとパノラマレストランがあります。
山々を眺めながらランチしたのですが、とっても素敵な体験でした!
Interlaken(インターラーケン)
サンモリッツからインターラーケンに移動する電車内は子供が楽しんで移動できるように滑り台やゲームがついている机がありました。
インターラーケンはトゥーン湖とブリエンツ湖と山々に挟まれていてとてもキレイな場所です。
ハーダークルム展望台からインターラーケンの街を一望することができます。
交通の便がとても良いので、我が家はここに3泊して色々と周ることにしました。
長く滞在するので子供が楽しめること&コリンランドリーが近いことを条件にホテルを探し、素敵なホテルに宿泊することができました!
Zermatt(ツェルマット)
インターラーケンの西側にある街、Spiez(シュピーツ)からはZermatt(ツェルマット)行きの電車がでています。
座席は基本向かい合わせの4人席なので、家族で景色や話を楽しみながら移動することができます。
ツェルマットの街中はこんな感じ。
お店屋さんやレストランがあり観光地って感じです。
ツェルマットにはマッターホルンが綺麗に見えるゴルナーグラート展望台があります。
ゴルナーグラート展望台に行くには専用の電車がでているのですが、進行方向の右側にマッターホルンが見えるので、そちらに乗った方がより楽しめると思います。
ゴルナーグラート展望台
写真撮るのを忘れていて、曇ってきた帰りがけに撮ったのでこんな写真になってますが晴れていればとってもキレイにマッターホルンを見ることができます。
比較的朝がキレイに見えやすいらしいので、マッターホルンをどうしてもキレイにみたい!という方は朝一で移動するか、ツェルマットに宿泊すると良いと思います。
マッターホルン以外にも山々が連なっていて圧巻でした。
Bern(ベルン)
インターラーケンから車で1時間走るとスイスの首都ベルンがあります。
ガイドブック情報ではあまり紹介されていなかったのですが今までみてきたスイスとまた違う魅力がある街で、川沿いの広場では水着で遊んでいる人たちがとても楽しそうでした♪
お店が地下にあるのも見どころ。
でも私は小心者なので、ちょっと怖くて入れなかったです(笑)
Luzern(ルツェルン)
龍が住んでいると言われる神秘の山、ピラトゥス。
山頂に上るために1km進むごとに480mも登る世界最高急勾配鉄道に乗ることができます。
山頂から下るハイキングコースがあるのですが、結構急こう配なので本格的な装備でハイキングしている人が多かったです。
Zürich(チューリッヒ)
スイス最大の都市、チューリッヒ。
チューリッヒ湖をクルーズで楽しむことができます。
ステンドグラスがとても素敵なフラウミュンスター(聖母聖堂)や大きな時計が目印の聖ペーター教会など魅力的な教会がいくつもあります。
ホーエンツォレルン城
ノイシュヴァンシュタイン城やハイデルベルク城と共にドイツ三大名城と言われる、ホーエンツォレルン城。三大美城にもランクインするだけありとてもキレイなお城です。
山の上に建てられたお城で、条件が揃えば雲海の中に浮かぶ幻想的なお城を見ることができるため「天空の城」とも呼ばれています。
お城は現在博物館として一般公開されているためチケットを購入すれば内部をみることができます。
予定は変わるもの。山やめてベルン追加!
珍しく事前にしっかり予定を組んだものの、途中で5日目のユングフラウヨッホを変更しました。
予定変更の理由は…
- 山お腹いっぱい状態になった
- 子どもが連続鼻血ブー
山といえばハイキング。
しかし、我が家は夫婦共にお家大好きインドア人間で超運動不足状態。さらに子供もが5歳と3歳なので折角のスイス旅行なのにハイキングなしで山に行きました。
するとどうなるかと言うと…
アルプスの少女ハイジのマイエンフェルトとピッツ・ネイル展望台、ゴルナーグラート展望台をみたところで山お腹いっぱい状態になりましたw
子どもが3日連続で鼻血を出したことであまり動かない方が良いかも?ということもあり、5日目はトップオブヨーロッパのユングフラウヨッホ展望台でしたが予定変更してお洗濯や近場の観光をすることにしました。
午前中はコインランドリーで洗濯
スイスは標高が高いし雨降ったら寒いのかなと思い、長袖やヒートテック、ウルトラライトダウンを準備してきました。
でも実際きてみたら…スイス暑い!!!
半袖はドイツ用に2枚しか持ってきていなかったんです。
途中H&Mによりましたがドイツ価格より25~50%高いので1枚ずつしか買わず、すぐに半袖がなくなりました(涙)
仕方ないので宿泊場所から徒歩1分のコインランドリーに。
スイスのコインランドリー体験ができて面白かったです♪
家族4人がスイス旅行でかかる費用
スイス旅行経験者からスイスは物価が高い!とても高い!と言われていました。
経験者情報では…
と聞いていたのでスイス旅行にいくらかかるのがドキドキしてました。
ドイツ2泊とスイス4泊の宿泊費用
宿泊場所は全てブッキングドットコムで予約しました。
スイス旅行の3週間前に予約したのであまり空きがありませんでしたが、ほどほどに良いところが取れたと思っています。
ちなみに金額は…
- 1日目ドイツ Tuttlingen(トゥットリンゲン) €156(朝食込み)
- 2日目スイス Chur(クール) €264(朝食込み)
- 3~5日目スイス Interlaken(インターラーケン) €706(朝食込み)
- 6日目ドイツ Schloss Haigerloch €209(朝食込み)
宿泊費用合計 €1,335
スイス電車と有料高速道路の費用
スイスの高速道路は距離関係なく、1年間高速道路走り放題のチケットを事前に購入しておく必要があります。
走り放題チケットは「Vignette(ヴィニエッテ)」という名前でガソリンスタンドや郵便局などで販売しています。
ヴィニエッテはシールなので、購入したら車のフロントガラスに貼っておけばOKです!
スイスの電車は事前にハーフフェアカード(半額カード)を購入しておき、前日または当日にスイス電車アプリでチケット購入しました。
ハーフフェアカード(半額カード)とは購入すると1ヶ月間スイス鉄道チケットを半額になるカードです。
事前に購入して印刷して持っていく必要があります。
- ハーフフェアカード(半額カード) 120CHF × 2人
- Chur(クール)⇔St.Moritz(サンモリッツ) 42CHF × 2人
- St.Moritz(サンモリッツ)ケーブルカー 69CHF × 2人
- Spiez(シュピーツ)⇔Zermatt(ツェルマット) 75CHF × 2人
- Zermatt(ツェルマット)⇔ゴルナーグラート 59CHF × 2人
- インターラーケンケーブルカー 16CHF × 2人
- Alpnachstad(アルプナッハシュタット)⇔Pilatus(ピラトゥス) 40CHF × 2人
- 有料高速道路 40CHF
電車と有料高速道路費用合計 882CHF
宿泊費用と電車、高速道路費用を合わせると€2,217でした。
※1CHFは€1で計算
この費用にプラス飲食代とお土産代などが加算される感じです。
スイス旅行中の外食は1回だけ
我が家は子供が小さいこともあり、ホテルの部屋で食べれるものをたくさん持っていきました。
- うどん
- ラーメン
- レトルトカレー
- パックご飯
- シリアルバー
- 水
- おやつ
簡単料理ができるように卓上コンロやお皿なども持っていったので、スイスで外食したのは山の上のレストランで1回だけでした。
お土産もあまり買わなかったので、事前買い出し分を合わせてもスイス旅行費用は€2,500くらい。
結構リーズナブルに旅行できたと思います。
最後に
今回のスイス旅行ルートはこんな感じ。
スイス国内は車で行きづらい場所があるので、電車も活用しつつ楽しく旅行できました!
この記事があなたの参考になれば嬉しいです。それでは。